宇賀矯正歯科スタッフblog

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腕のいい矯正医って?

2017年4月1日 Dr. tana 0 Comments

患者さんの間では「あの先生上手だよ」とかって話しになるのですが、歯科医の腕ってどう評価してるのでしょうか。

虫歯とかを治す歯科医に関して、ぱっと思いつくところで

  • 痛くない
  • 綺麗に治った
  • 早く治った
  • 説明が上手
ぐらいでしょうか。ドクター視点から見るとそれ以外にもたくさんあるのですが、患者さん視点ではこんなところでしょう。




では上手な矯正医ってどんなでしょう? たぶん患者さんは矯正医も上記4項目で評価するかもしれませんが、もう一つ加えます(勝手に)
  • 長期的な予測能力!

 

矯正治療は成人では2年、成長期では4年程度(小3~小6とすると)は通院してもらう長い治療です。大まかなことはこちらに書いてます

 

成長期の治療は”文字通り”成長や生え替わりを利用していく治療”です。なので治療を進めていく上で成長の予測、生え替わりの予測が非常に重要になってきます。

レントゲン1枚あれば

「この子の場合は○歳ぐらいにこの歯が生えてくるから、その時期になったら上顎を拡大して歯が並ぶ場所を作ってあげましょう。ただし舌の癖が出てきたらすぐに始めるよ」

とか

「犬歯の生える角度が悪くて、隣の歯根を痛めるといやだから、定期的に CT でチェックして必要そうなら始めましょう。」

 

という話しが出来ます。口の中、顔つき、背丈、ちょっとした行動、両親の顔立ち、レントゲンなど様々な情報を元に、”治療が必要か、始めるならいつか”を考えています。

今まで多くの矯正歯科を見てきましたが、上手な先生はこの能力に長けています。逆に言うと、予測能力がないと行き当たりばったりの治療になるという事です。

闇雲に「場所が足りないからとにかく早く始めましょう」とか、「全部永久歯になるまで待ちましょう」ということはありえません。もちろん予測するのにも限界があるので、「ここまではわかるけど、その先はわからない」ということも伝える必要がありますね。

というわけで、長期にわたる治療なので、技術的なことだけでなく、いろいろなことを予測する能力も必要 という話しでした。

長くなりそうなので、また別エントリーで書きます。


ちなみに、この天気図を見て「2日後にはどこどこ山あたりにいい雪積もりそうだから行こう」という人がいました。え?これでわかるの?って思いましたけど、同じような予測をしているってことですね。

 

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