矯正歯科の選び方(矯正相談編)
2016年7月6日 Dr. tana 0 Comments
こんにちは。副医院長の田中です。
患者さんとお話していると
「虫歯を治す時、どの歯医者さんにすればいいかわからない」
とよく言われます。
それは矯正医も同じです。虫歯の治療のように「この先生の治療なんか違うな」と思っても矯正治療が始まってしまうと病院を変えることは難しいので、慎重に矯正歯科を選ばなければいけません。
では矯正相談時にチェックするポイントをいくつか
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ちゃんと話しを聞いてくれる。
これって当たり前なんですけど、以外とそうじゃないところもあって、一方的に持論を話すだけのドクターもいます。
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予測をして、いくつかの選択肢を提示してくれる
患者さんの話を聞いた上で、話す内容は
矯正治療をした方がいいのか、しなくてもいいのか。
治療しないで放置するとどんなことが起こる可能性があるのか
するとしたら、どんな方法があるのか。
ベストの方法、それ以外の方法。それぞれのメリットとデメリット。
料金、治療期間
ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
それぞれの選択肢は必ずあるので、その選択肢を多くもっている=治療の引き出しが多い ということです。
また、引き出しから、患者さんにとってベストなものをピックアップするには予測する力が必要。
これは矯正専門のトレーニングを受けないと無理です。
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真剣に考えてくれる
深刻ではなく真剣に。。。見極めがなかなか難しい。
所詮人ごと と思っていると真剣にはなれません。
「んー大丈夫大丈夫。とりあえず床矯正で広げましょ」
ってところはアブナイ・・です。
矯正治療は数年先のゴールに向かってのものなので、患者さんは
「ほんとに大丈夫なのかな?」
と思うでしょう。
僕たちドクターはその不安に答える義務があります。
最低限の義務だと思います。
最後にもう一度、
矯正治療は始まると、やめるとか病院を変えることが難しいので、よーく考えて選んでください。数万円安くても内容が伴っていないと治療する意味はまったくありません。
ではまた。